3Dプリンターの進化・活用
出願番号:特願昭55-48210。一連の発表に対する反応はなく、研究者として評価されたなかったため、未練を断ち切り、弁理士試験に合格した。
アメリカ特許事務所でアメリカ特許法に関する実務を研修し、帰国した際、日本の商社から「3Dプリンターの特許を出願している会社の先行技術調査をしてほしい」との依頼を受けたが、その技術は小玉が出願した内容と同じものだった。
小玉自身の出願は、自分の特許に関する関心を失っていたことから数ヶ月前に審査請求期間を過ぎていたため、特許取得には至らなかった。
小玉は、1995年5月25日にイギリスのランク財団からオプトエレクトロニクスに貢献したことに対する賞を受賞。
U.S. Patent 4,575,330。ステレオリソグラフィーを紫外線硬化性材料の薄い層を次々に「印刷」して固体物体を作成する方法および装置と定義した。
1986年3月11日に特許を取得。
ハルが設立した3D Systemsが「SLA-1」という最初の商用3Dプリンターを発売。企業での試作やプロトタイピングが普及し始める。
熱可塑性樹脂のフィラメントを高温で溶かし、積層させる方法。ストラタシスの共同創設者であるS.スコット・クランプによって1988年に開発された。
FDMは現在の多くの家庭用3Dプリンターの基礎技術となった。2009年に基本特許の保護期間が終了し、様々な3Dプリンターが登場。価格が2桁下落した。
自己複製可能な3Dプリンターを作るためのオープンソースプロジェクト。イギリスのバース大学の機械工学の講師であるエイドリアン・ボイヤー博士によって創造された。
2012年には商用の3Dプリンターが高価だった当時、RepRapはDIYキットとして提供されることで低価格を実現。3Dプリンターが普及した大きな一因となった。
ABS樹脂、HDPE、PEI-PCという3種類の樹脂を素材に使った3Dプリント。
2024年5月30日には初めてとなる金属3Dプリンターでの造形テストが実施された。
スタートアップのPolyuseが建築。群馬県渋川市内に建てられた。17㎡の建造物。
2023年4月24日には大林組が3Dプリンターで建築基準法に基づく国土交通大臣の認定を取得した構造形式の建築物を印刷。